よしの内科クリニック

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診療時間:8:30-12:00/15:30-18:00
休診日:水曜午後、土曜午後、日曜、祝日

甲状腺内科

健康診断で異常を指摘された方

首の腫れやのどの違和感がある方

体調不良で甲状腺の病気が疑われる方

家族に甲状腺の病気ある方

内分泌代謝科専門医が診療いたします

甲状腺とは

 甲状腺は、首ののどぼとけの下に蝶が羽を広げたような形をした約20gの内分泌器官です。

 正常では外からほとんどその存在はわかりませんが、腫れて大きくなるとなり、健康診断などで甲状腺腫大として発見されます。

 甲状腺はからだの新陳代謝を活発にするホルモンを分泌しています。

 甲状腺ホルモンが乱れると、様々な体調不良をきたします。
 
 気になる症状がある方は、内分泌代謝科専門医に相談しましょう。

 甲状腺の病気は女性に多くみられますが、もちろん男性にも発症します。

  • 甲状腺ホルモン低下症状
  • からだがだるい
  • 皮膚が乾燥してカサカサする
  • むくみがある、体重増加
  • 寒がり、冷え性
  • コレステロールが高い
  • 便秘がちである
  • 抜け毛がふえ、髪・眉がうすくなった
  • 首がはれている

橋本病

 甲状腺ホルモンが低下する病気で多いのは橋本病です。

 1912年に九州大学の橋本索博士が発見したことから、この病名がつけられました。

 慢性甲状腺炎とも呼ばれます。

 橋本病は女性が男性より15~30倍多いといわれています。

橋本病の診断

 上記の症状よりこの病気を疑うことが可能です。

 血液検査で自己抗体(抗サイログロブリン抗体、抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体)の上昇で診断し、甲状腺ホルモンを確認します。

 エコー(超音波検査)で甲状腺の粗造な像や腫大を認めます。

橋本病の治療

 甲状腺ホルモンが正常の人は治療が必要ありませんが、半年から1年毎に経過観察して検査を受けるとよいでしょう。

 甲状腺ホルモンが低下している人は飲み薬(チラージン)を服用し、ホルモンを補充します。

 血液検査を行いながら少しずつ増量し適正量を使用していきます。

  • 甲状腺ホルモン過剰症状
  • 首が腫れているあるいは痛い
  • 暑がり、汗かき
  • 動悸や息切れがある
  • イライラしたりおこりっぽくなった
  • 食欲はあるのに体重が増えない
  • 手足が震える
  • 目つきがきつく眼球がでてきた
  • コレステロールが低い

バセドウ病

 甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気で最もよく知られています。

 ドイツ人医師のカール・フォン・バセドウ氏が1840年に発表したことから、この病名がつけられました。

 甲状腺機能亢進症とも呼ばれます。

 首が腫れる(甲状腺腫)、眼が大きくなる(眼球突出)、脈拍の増加(頻脈)が特徴で、バセドウ氏が診療していた地にちなみメルセブルグの三徴と名付けられました。

 バセドウ病は女性が男性より4~5倍多いといわれています。

バセドウ病の診断

 上記の症状よりこの病気を疑うことが可能です。

 血液で自己抗体(抗甲状腺受容体抗体、抗甲状腺刺激抗体)で診断し、甲状腺ホルモンを確認します。

 エコー(超音波検査)で甲状腺の腫大や血流亢進を認めます。

バセドウ病の治療

 飲み薬にはチアマゾール(MMI:メルカゾール)とプロピルチオウラシル(PTU:チウラジ-ル/プロパジール)の2種類があります。

 甲状腺に取り込まれ、甲状腺ホルモンの生合成を抑制する作用があります。

 規則正しい服薬で2―3ヶ月もすれば症状が軽快してきますが、ここで薬をやめるとまた症状が出てきますので、薬をやめても症状が出ないよう治療を続けます。

 薬を飲むと皮疹、肝障害、無顆粒球症、関節炎などがまれに起きることがありますので、2週間毎に血液検査を行います。

  90%以上の人は飲み薬で治療を行いますが、飲み薬が合わない人、効果が得られない人は手術や放射性ヨウ素内服の治療を行います。

無痛性甲状腺炎

 橋本病(慢性甲状腺炎)や症状が落ち着いているバセドウ病がベースにある方に発症します。

 出産数ヶ月後に起きることが多いですが、出産に関係のない場合でも発症します。

 甲状腺に蓄えられていたホルモンが、こわれた細胞から一時的にあふれ出る病気です。

 動悸、発汗、手の震えなど甲状腺ホルモン過剰症状が現れます。

 症状が強い場合は動悸などを抑える薬を服用します。

 発熱や痛みなどは伴いません。

 通常数ヶ月で改善しますが、その後甲状腺ホルモンが低下することがあり、その場合は甲状腺ホルモンを補充します。

亜急性甲状腺炎

 感冒に類似した症状をともなって発症します。

 頚部(のどや首あたり)、時に耳下や首筋まで及ぶ痛みあり、痛みの部位が移動することが特徴です。

 発熱、体のだるさのほか、動悸、発汗、手の震えなど甲状腺ホルモン過剰症状が現れます。

 血液検査で甲状腺ホルモンの上昇やCRPなどの炎症反応がみられます。

 超音波検査で、痛みの部位に一致して低吸収域が認められます。

 治療は鎮痛薬や副腎皮質ホルモン薬を服用します。

 数週間から3ヶ月程度すると、症状は改善します。

甲状腺の腫れ

 健康診断などで首が腫れて発見されることが多いです。

 甲状腺の一部が腫れる場合と全体が腫れる場合があります。

 首の腫れを触診、エコー(超音波)検査、血液検査で調べます。

 腫瘍や結節が認められた場合、良性と判断される時は経過を観察します(数ヶ月から1年ごと)。

 触診、エコー所見や血液検査で悪性の疑いがある時は、細胞診を行い診断します。

 悪性の疑いがあり精密検査・手術が必要な場合は提携病院にご紹介致します。

びまん性甲状腺腫
甲状腺全体が腫れます。

橋本病やバセドウ病に伴う場合もあります。
結節性甲状腺腫
甲状腺の一部がしこり状に腫れます。

良性の場合は経過観察します。

一定の大きさ以上で悪性が疑われる場合は手術適応です。
腺腫様甲状腺腫
正常細胞が通常より多く増殖した状態です。

腫瘍に似ていますが、腫瘍ではありません。

部分的に腫れる場合と全体的に腫れる場合があります。
甲状腺のう胞
袋状に水様成分が貯留した状態です。

通常は病的意義はなく放置します。

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